ロンドン大学通信課程学生のブログ

2022/8 BSc in Mathematics and Economics 修了。2023/10〜 データサイエンス修士課程

2015-01-01から1年間の記事一覧

ロン大通信と統計検定2級

ロンドン大学通信の経済学の初年度の必修科目に統計学がある。 学習の一環として、また、勉強のペースを上げる目的で、11月29日の統計検定2級(大学教養レベル)を的にした。 試験から1ヶ月が経ち、結果がWeb上で発表された。 【合否結果】 合格 【結果につ…

速読、集中力、勉強時間

当然のことだが、勉強時間が長ければ良い勉強という訳ではない。 中学生時代の梶田隆章先生(2015年ノーベル物理学賞受賞)によると、「1日2時間以上勉強してもムダだよ」だそうだ。 前に書いた通り、勉強の検討段階で、集中力の観点から1日6ページが限界だ…

あとは経済学入門

今年は下記の科目を履修している。 【1年目: すべて必修】 1: 線形代数 2: 解析学 3: 経済学入門 4: 統計学 I(ハーフコース) 5: 統計学 II (ハーフコース) 1と4と5は一通り終了、2はもうちょっとで終わる。 1と2は日本の大学で使っていた。 4と5は大変だ…

学生用ポータルサイトでの科目登録

ロンドン大学通信に入学した際、もちろん本年度の履修科目登録をした。 それとは別で、学生用ポータルサイトで科目を登録する必要がある。 ポータルサイトは主に下記のサービスを提供する。 ・オンライン図書館 ・Subject guide(教材)のPDF ・録画した講義…

各科目のSubject guideと指定参考書

ロンドン大学通信では、大学がSubject guide(以下SG)という教材を提供する。各科目ごとに用意され、期末試験に出題される内容、練習問題、読むべき(買うべき)参考書、勉強の心得などが書いてある。 経済学の場合は、LSE(London School of Economics and…

勉強する科目の順番

検討段階で勉強の順番を下記とした。 【1年目: すべて必修】 1: 線形代数 2: 解析学 3: 経済学入門 4: 統計学 I(ハーフコース) 5: 統計学 II (ハーフコース) この順番で問題ない。 2においてgrad fの説明では、平面を行列でベクトル表示する。1は、解析…

期末試験で使うペン

ロンドン大学の期末試験はボールペンを使わないといけない。シャーペンでは駄目なのだ。 ケンブリッジ英検のWritingもそうだ。 書き間違えたら二重取り消し線を入れる。 ケンブリッジ英検の試験官をやったことがある人に聞いたが、どんなに取消線が多くても…

TOEICの受験について

ここ数年は毎年1回10月にTOEICを受験していた。 理由は二つあって、ケンブリッジ英検のための勉強がTOEICのスコアにどこまで影響するか試していたというのが一つ。 実際、スコアは伸びた。 もう一つの理由は、学生時代から何度もうけてきたから、最後に満点…

ロンドン大学通信の歴史

ロンドン大学のdistance learningでは、Subject guideという、各履修科目ごとに大学が用意した教科書に沿って勉強する。 8月に大学から製本が送られてくるが、学生用ポータルサイトでは、PDFが手に入る。 今は数学を勉強しているが、Subject guideの説明が非…

講義ビデオ

1日6ページのペースを死守しながら線形代数の勉強を進めている。 どんどん説明が抽象的になっていく。 ベクトル空間とか。 頭がモンモンとなる。 空間とか次元とかから一時的に少しでも逃避できるよう、経済学入門の勉強も始めた。 Subject guide (教科書)…

大学から届いたもの

大学から主に下記のものが送られてきた。 1: Subject guide (教科書)の製本版 2: 学生証 3: Strategies for success 1: Subject guide 前から学生用ポータルサイトにPDF版がアップされているから、ASUSという台湾メーカーのタブレットに落としてすでに使い…

日本語の参考書

各履修科目のSubject guide(教科書)は、初歩的な内容から順を追って説明してありわかりやすい。 Subject guideがもし役に立たないときのことを考えて、昔から持っている数学の参考書を本棚に置いて用意しておいたが、出番はなさそうだ。 数学関連の履修科…

勉強の計画その2

線形代数はすでにSubject guideが今年更新済みで、必要な参考書もすでに手元にあるから早速勉強を始めた。 線形代数の場合はSubject guideと参考書の内容がほぼ同じだ、というか著者が同じだ。主な違いは練習問題の有無である。 とりあえずSubject guideの約…

勉強の計画その1

それぞれの履修科目には、Subject guideという資料が提供されていて、日本語に訳すなら「教科書」として問題ない。少なくとも今の時点ではそう認識している。 Subject guideの内容の過不足は履修科目によるが、足りない部分は、Subject guide内で指定された…

使用する教材

2015/16年度に履修する科目は下記のとおり。 ・経済学入門 ・統計学 ・線形代数 ・解析学 期末試験の5 or 6 月までにこれらの勉強を仕上げなければいけない。 必要な教材は学生用のボータルサイトで確認できる。ログイン用のIDとパスワードは入学時にもらえ…

合格、登録、そして現在

応募申請が完了したのがお昼、合格メールが届いたのがその日の20時台。24時間かからなかった。イギリスから見れば夜中に届いていた申請を午前中に処理した形だ。 合格してよかったが、うれしい気持ちよりも、これから自分のペースで学位取得を目指す不安が上…

必要書類と応募

取り揃えた書類は下記のとおり。 1) 身分証(パスポート) 2) 卒業した学校の卒業・成績証明書 3) 英語資格の証明書 2) は卒業した大学から英文でとりよせた。1) と3)は最初から手元にある。 オンラインで応募する。 氏名、住所等の必要事項を記入したあと、…

入学条件

入学条件はおおまかに下記のとおり。 (実際は各個人のキャリアに応じてフレキシブルに対応してくれるようだ) 1) 17歳以上 2) 高校の成績がよい。 3) 英語力がある。 2)はGCSEでOレベルでとかなんとか書いてある。ようするに全体の成績が良くて数学のレベル…

大学と専攻科目の選択その2

ロンドン大学(University of London、以下UoL)といっても同名の大学が存在しているわけではなく、学生はその傘下にあるいずれかの大学に所属しています。 distance learningはUoLが主催した上で、採点、指導等を傘下大学に依頼するような形になることから…

大学と専攻科目の選択その1

ケンブリッジ英検はいうまでもなくケンブリッジ大学の機関が主催するテストだから、多くのイギリスの大学がこのテストを入学基準にしているだろうということで、イギリスの大学に的を絞りました。まずネット上で“世界大学ランキング”の類に載っているいくつ…

はじめまして

先日、ロンドン大学の通信課程の入学許可が下りたことをきっかけとして本ブログを開設しました。 これから進捗状況を報告していく予定です。 まずはこれまでのいきさつから。 数年前、日本在住のイギリス人の友人から、ある大学の建築のマネージメント関連学…