ロンドン大学通信課程学生のブログ

2022/8 BSc in Mathematics and Economics 修了。2023/10〜 データサイエンス修士課程

勉強の計画その1

それぞれの履修科目には、Subject guideという資料が提供されていて、日本語に訳すなら「教科書」として問題ない。少なくとも今の時点ではそう認識している。
Subject guideの内容の過不足は履修科目によるが、足りない部分は、Subject guide内で指定された参考書または学生用ポータルサイト上の講義ビデオを参照する。
また、期末試験はSubject guideの範囲を超えない。

本年度は下記4つの科目を履修した。

・経済学入門
統計学
線形代数
解析学

経済学科ではあるが、ほとんど数学科目である。日本語では数理経済学と呼ぶのだろうか?
経済学入門にしても数学なしでは理解できない。

勉強の計画を立てる前に、まずは指針を確認しておく。
(ただのメモ書きです。)
【全科目良い成績で合格すること。】
今年4科目とも合格したいが、単に合格すればいいというわけではない。だから最悪でも全科目合格という計画など意味がない。1科目づつ確実に勉強を進める。
全科目が無理なら来年に回すだけだ。


まずは勉強する科目の順番を決める。線形代数解析学が本学科の土台になるので優先となる。
解析学はまだSubject guideが更新されていない可能性があることから2番目になる。(更新が必要であれば8/Eまでに更新されるそうだ)
今年すでにSubject guideが更新されている線形代数から始めることにする。
他の2教科は関連する参考書が手に入ってから内容を見て相互の関係を確認し、かつ全体の日程を想定してから順番を決めたい。

次に線形代数解析学の勉強の進め方を確認する。本当にSubject guideを信用していいのかチェックする。期末試験の内容に比してSubject guideまたは指定参考書の内容がお粗末なら、昔から手元にある日本語または英語のテキストを動員することも検討する。
期末試験の過去問とSubject guideを見てみる。

Subject guideは、両科目で読み易さに若干の差はあるが、初歩的な内容から断続なく懇切丁寧に順を追って説明してある。
また、試験の答案のことや、試験対策としての(Subject guide内の)練習問題の使い方に関する心得などもきっちり書いてある。
基本的には、試験では未知の問題への対応力を測るということで、見慣れた問題が出ることはないそうだ。
過去問を見た印象としては、問題はひねくれてなく、大事なことは基本的なコンセプトを掴んでいることだと感じた。

この時点でSubject guideとは、学生が余計な事前検討をしなくていいようにと大学側が用意してくれた資料だという認識になった。

というわけでSubject guideに沿って勉強することで変更ない。

統計学と経済学入門は過去問の内容を検討できるほど内容がわかる訳ではないが、Subject guideは最初の方を読む限り同様に導入説明が丁寧だ。とりあえずは順番に読んでいくだけだ。

ひとつだけ今の時点で個人的にちょっと意識しておかなければいけないことがある。
数学の途中式である。
試験では当然途中式も示さなければならないが、説明なしで数式だけを示すわけにはいかない。練習問題を利用して、英語で説明する習慣を身につける必要がある。
Subject guideの解説を模倣しよう。

あとは線形代数の勉強を始めて、その進捗状況から全体の日程を想定する。

(つづく)