ロンドン大学通信課程学生のブログ

2022/8 BSc in Mathematics and Economics 修了。2023/10〜 データサイエンス修士課程

経済学入門2016/17 リニューアル


下記に昨季(2015-2016 session)の履修科目と今季(2016-2017 session)の履修予定科目を併記する。

【2015-2016 session: 全て必修】
1: 線形代数
2: 解析学
3: 経済学入門
4: 統計学 I(ハーフコース)
5: 統計学 II (ハーフコース)

【2016-2017 session: 全て必修】
3: 経済学入門
6: 抽象数学
7: 中級線形代数(ハーフコース)
8: 中級解析学(ハーフコース)

1、2、4、5の期末試験の結果が出るのは8/15であるが、合格しているという前提で勉強を進めている。
3は期末試験をキャンセルしたので再履修する。

3は今季2016/17 sessionからSG(Subject guide: 大学から支給される教材)がリニューアルされるというメールが4月に大学から届いたので、学生専用ポータルサイトにPDFがアップされるまで待っていた。
(製本は履修登録完了後に大学から発送される。履修登録は期末試験結果の発表後)
その間は6~8の勉強を進めてきた。

数日前、3の新しいSGがアップされた。
概要を下記に示す。

◾目的
変わりなし。
数式、グラフを使用した厳密なモデル化。暗記は意味ない。

◾著者
変わった。別のLSE: London School of Economicsの教員。
まだちゃんと読んでないからわからないが、ぱっと見、昨季までのような恐ろしく哲学的な書き方はしていないようだ。
真っ先に確認したのは著者の名前だった。
昨季に期末試験をキャンセルしたのはSGのリニューアルによるもっとシンプルな解説を期待したからだ。変わっていたのでとりあえずホッとした。

◾指定テキスト
旧SGでも参考書がリストされていて、そちらも読めとあったが実際には旧SGとその参考書の組合せでは分かりづらい。講義ビデオの中では特に参考書は読む必要はないと言っていた。参考書をあえて指定していたのは旧SGの評判がすこぶる悪いからのようだ。
新SGは新指定参考書と併せて読まないと意味がないと言っている。SGの説明文中でも度々指定参考書を参照させている。
参照先提示のページ内のレイアウトや参照のための用語に工夫がある。力が入っている。買わなければいけない。
注文した。9000円。高い。

◾ページ数
旧SGは約400ページ。新SGと新指定参考書は合計で1000ページ以上。
ページ数が少なくてわかりにくい状態からページ数が多くてわかりやすくなると期待する。ほとんどのコンテンツは昨季に勉強しているから今のところ1000ページが重いわけではない。いや、重いが、とにかくわかりやすければいい。

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まだ注文した指定参考書が届いてない。
届くのは1ヶ月後だそうだ。だから新SGが手元にあってもまだ勉強できない。
8月から開始予定。

改めて思い出したが自分は今、経済学を専攻している。4月に3の期末試験をキャンセル以後、数学しか勉強してなかったから忘れがちだった。