先月のニュース。
2020年度から始まる大学入学共通テストの英語力評価のために、8種類の民間資格が選ばれたと。世界標準資格のケンブリッジ英検、IELTSおよびTOEFLが名を連ねる。
IELTSは昔、模試みたいなものを受けたことがある。良い試験だ。TOEFLは経験ないがきっと良い。だが、オススメはケンブリッジである。100年を超える歴史に裏打ちされた、バランスの良いジェネラルイングリッシュだ。
大学入学目的としては遠回りに感じて敬遠されがちなのかもしれないが、英語のスキルを身につけることそのものを前提に考えれば、実は最短コースの道しるべのような資格だと思っている。
英語の勉強に制限を設けることなく、ただ英語と真正面から向き合いたいと願う真摯な英語学習者のための、世界最古の、オリジナルの英語試験だ。
英語の試験というより、リアルテスト(国語)に近いか。
CAEに合格したのは3年前。たしかその頃、3年以内にはCPEを受けると宣言した覚えがある。
どうやら嘘をつくことになりそうだ。
この3年間、何の準備もしてない。そもそも、全く英語の勉強をしていない。
英語の勉強って、何すんだっけ?
自分が使う英語は、シドニーのホストファミリーをはじめ、日本で知り合った英や墺の友人や、ケンブリッジ英検の対策クラスやシドニーの学校で共に学んだ、日本人を含む色々な国の学友との関わりの中で育まれてきた。あと、シドニーのシティで声を掛けてカプチーノなどを奢って英会話に付き合ってもらったオージー美人達も。
こう書いてみて、不思議と初めて気付く。
青春が、英語と共にあったことを。
そして、長い道のりの到達点として選んだのがケンブリッジCPEである。
忘れていた。
今から少しづつ、照準を合わせていくことにしよう。
必ず到達してみせる。世界最高峰に。