ロンドン大学通信課程学生のブログ

2022/8 BSc in Mathematics and Economics 修了。2023/10〜 データサイエンス修士課程

2019-2020 session 終了

5年目は下記の科目の期末試験を受験した。

 

【2019-2020 session】

Macroeconomics(必修)


これまで履修してきた中で最もインテリジェントかつ最も厄介な科目であるLSEのマクロ経済。
2年間勉強し続けた挙句、ついに試験ギリギリまで全く自信のないまま、とにかくできるだけたくさんの問題を解いて勉強した。赤点の可能性への恐れを抱きながらも、2年間勉強し続けた意地があって引くに引けない。
疲労が極限に達している状態ですがるようにして試験前に手に取ったのは、G. Polya の How to solve it (邦題 : いかにして問題をとくか)だ。目次の直後の What is the unknown ? から始まる問い掛け集と、Part 1の20 の A rate problem での教師の問いかけと生徒のレスポンスを何度も繰り返し読んだ。
それが功を奏した(ような気がする)ようで、実際の試験は落ち着いて論述と数式を展開し、引っ掛け問題にも引っ掛からず、また、初等レベルのグラフを細部まで利用し解答を練り上げて、なんとか配点93点分の問題を解いた。
70点取れていたらいいなと思えるくらい解いたのだから上出来だ。


試験結果はまだ先だから少々気が早いが、予定ではこれで経済学の科目は終わりとなる。

学位まで残り3科目。今学習しているのは計量経済学統計学)と機械学習の2科目。そして来年履修を予定している最後の1つは歴史科目だ。


当分経済学には関わりたくない。
だが、この先気持ちが立ち直ったら、まずは自分が属する「氷河期世代」が生きてきた時代の歴代政府の経済政策を自分なりにおさらいしてみたい。
してみたいというからには、すでに今の時点で少しずつ意識して「している」のだが、やはり今は食傷気味で頭がなかなか動かない。
時間を置いて、辿ってきた時代を見直してみて、それから自分なりの提言が少しでもできるようになりたい。その過程で勉強がまだ足りないと思うなら、その時はその時の自分の意思に従うまでだ。


How to solve it は今まで1回周りしか読破していない。
この本は3回ほど読み返して会得する価値があると思う。


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ま、とにかくおつかれさん、俺。