英語を勉強していた昔の経験。
英語の使用を通じて英語力が伸びているという自覚が生じる。
まず勘違いである。
自覚しているほど伸びてはいない。
現在の努力に対する見返りへの期待が生み出す幻覚である。
「
受験英語」じゃあるまいし。会計屋さんの算数のような理屈だけで上達したりはしない。だから英語ビジネスが隆盛を極めているのだ。
ポテンシャルから実力への変換は、伸びた伸びたと軽口が叩けるほど簡単なものではない。
線形代数。
昔、物理学でカジって、今は
ロンドン大学で深く勉強している。
わかっていたつもりの理論がわかっていなかったことに気付く。
わかっていないと気付いただけの進歩はあるか。