4年目は下記の科目の期末試験を受験した。
【2018-2019 session】
1: Further linear algebra(ハーフコース)
2: Further calculus(ハーフコース)
4: Asset pricing and financial markets
※1、2は必修。4は選択。
2の試験は先々週終わり、1と4も先週終わった。
1は2と同じで、せめて60点超えていてほしいところ。
大問が4つ。で、1問目で2時間中1時間を使ってしまい、のこり1時間は喉が焼け付くほどの緊張状態に突入。
時間配分は意識していたのだが、問題にのめりこんだが最後、そうそうクールに途中で諦められるものではない。
今年も難問揃いだった。
この譲らない難易度のおかげで、学位までの道のりは非常に有意義だ。
初年度の入門科目と共に、線形代数を担当しているのはLSEのM. Anthony および M. Harveyという両先生だそうだ。
彼らが著した線形代数の参考書のわかりやすさは世界トップレベルじゃないだろうか。
是非一度面と向かってお礼を言いたいくらい感謝している。
そして4。新設科目だから元々得体が知れなかったのだが、それにしても意味不明な問題の多さにびっくりした。
気が遠くなって試験中に睡魔が襲いかかったくらいである。
試験後、試験内容がSubject guide(大学支給の教材)と乖離していることについて、世界中の学生から怒りのコメントがポータルサイト上のフォーラムに寄せられている。騙されたと。
赤点の可能性あり。
ファイナンス科目にはそんなにこだわりはないので、正直、低い点数でも合格しているほうがよい。
記述量は決して少なくない。部分点でなんとかなってくれないもんだろか。
ひどく疲れた。
期末試験期間中
今期は下記の科目の期末試験を受験する。
【2018-2019 session】
1: Further linear algebra(ハーフコース)
2: Further calculus(ハーフコース)
4: Asset pricing and financial markets
※1、2は必修。4は選択。
2は終わった。
そこかしこにバッチリ解けた問題あり、他方では初歩的な偏微分計算でヘマしていることを試験後に気づいたりで、70点は厳しいと思われる。
せめて60点は超えていていただきたい。
暑くなったことなどが影響して睡眠がイマイチだったが、実力は出せたと思う。
仮にベストコンディションでも、どうしたって実力以上のものは出せなかっただろう。
あと二つ。ギリギリまで勉強する。
【2018-2019 session】
1: Further linear algebra(ハーフコース)
2: Further calculus(ハーフコース)
4: Asset pricing and financial markets
※1、2は必修。4は選択。
2は終わった。
そこかしこにバッチリ解けた問題あり、他方では初歩的な偏微分計算でヘマしていることを試験後に気づいたりで、70点は厳しいと思われる。
せめて60点は超えていていただきたい。
暑くなったことなどが影響して睡眠がイマイチだったが、実力は出せたと思う。
仮にベストコンディションでも、どうしたって実力以上のものは出せなかっただろう。
あと二つ。ギリギリまで勉強する。
ひと山越えた
ロンドン大学に入学してから3年半を超えた。
ロンドン大学に入学した理由の一つは、卒業した大学の物理学専攻時代に中途半端で終わった数学の勉強のやり直しである。
解析と線形代数。とくに線形代数。
期末試験を目前にして、すでに一つの峰を超えた感覚がある。
例えば3次元空間中の2次元平面の法線とゼロ空間とレンジが対称行列によって明確に結びつく。
また例えば行列のレンジへの正射影は回帰直線のパラメータを導き、代数と統計学を繋げる。
決してProficiency のレベルではないだろうが、それでもロンドン大学入学以前には想像できなかったような深く広い世界を知ることができた。
本来この高みには20年前の学生時代に到達していたかったが、ま、しょうがないか。
人生の、ずっと停滞していた部分が解消された。そしてここからさらなる高みへ行ける。
物理学も制御工学も金融工学も統計学も。
欲しかったのはこの先の人生を楽しむための土台と、その土台を築き上げたという今のこの充実感で、それは学位以上の価値である。
期末試験が始まる。
2時間というひどく短い時間内に、ひどく込み入った数式の中から落ち着いて取っ掛かりを見つけたり、やけにシンプルな数式からやけに深入りした概念を引っ張り出す作業になるだろう。
ここを乗り切ると、学位までの道のりは終盤へ。
当日は冷酷な数学マシーンと化す。
赤点取った去年とは段違いの実力をみせちゃるゼ。
今更ながら自己紹介
【職業】
会社員(メーカー勤務、企画部門)
【学歴】
大卒(物理学士)
【英語】
Cambridge CAE
【ロンドン大学在籍情報】
- 学科: Mathematics and economics
- 在学期間: 2015~2021(予定)
【ロンドン大学を選んだ理由】
【Mathematics and economicsという学科を選んだ理由】
勉強の進捗20190120
今期は下記の科目を履修している。
【2018-2019 session】
1: Further linear algebra(ハーフコース)
2: Further calculus(ハーフコース)
3: Macroeconomics
4: Asset pricing and financial markets
※1~3は必修。4は選択必修。
一通り勉強の終わっている1と2は、過去問を使って復習を進めている。
A(ATA)-1ATなど。Aは行列、ATはその転置、-1は逆行列のつもり。こんな意味不明な記号の羅列が素晴らしい機能を有するのだ。
3はやっと1/3ぐらい。2ヶ月以上かけてやっとインフレの章が終わった。
今季は間に合わない。試験は来年に回す。とはいえ勉強の中断はできない。恐ろしく内容が濃くて時間がかかる。
本当にUndergraduate レベルか?これ。
非常に重要な科目である。腰を据えて勉強しよう。
4は今月中に一通り終わりそうだ。
順調である。
最終章はオプション。
ブラックショールズ方程式をカジって終わり。
2018年終わり
入学したのは2015年。長い助走期間の最中である。
平成がもうすぐ終わるから、今は新しい時代への準備段階だと言っとこう。
更新した運転免許証の写真はもうすっかりおっさんだが、人生のピークはこれからやってくる。そう考えると、少年期と青年期を過ごした古い時代はすっかり色褪せてしまった。
来年からは職場で自分のデスクが2ヶ所に増える。仕事の範疇が広がる。
経済学も統計学も、それからちょろっと物理学も、多面的に活用することになるだろう。
大学の勉強は新しいステージへ進んでいく。
キーはやはり統計学だ。
欲しいのは実力だけ。
例えば、日本では大して有名ではないケンブリッジ英検に沿って勉強したら日本人が大好きなTOEIC のスコアが上がった。
実力さえあればミテクレは後から付いてくる。
ま、そのうち実力を見せつけて、ロンドン大学通信の「格」を示すつもりだ。
勉強勉強。
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本ブログをちょくちょく見ていただいている皆様、訪問頂きありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします。
それではよいお年を。