ロンドン大学通信課程学生のブログ

学士通信課程(London School of Economicsの経済学)の学習進捗など

コロナ禍による期末試験延期

今期は下記の科目を履修している。

【2019-2020 session】

  1. Macroeconomics(必修)
  2. Machine learning (選択)


今季の期末試験は1だけだ。今は過去問を少しずつ解いている。

2は来期以降に持ち越す。もう半年近く同じ章(4章)のベイズ推定で停滞している。

 

試験は7月に、通常とは違う形式で行われる。指定の時間にポータルサイトから試験問題がダウンロード可能となり、ダウンロード後は答案をワードまたはキャプチャでアップロードせよとのこと。在宅テスト。

答案に対し文言の不正チェックを行うとしているが、そもそも捻った問題が出てくるだろうから、結局はきっちりと勉強して独創的な論述ができるようにするしかない。

 

延期になる旨は1ヵ月以上前に通知されていた。延期と聞いて気が緩んだせいもあると思うが、内容が難しくて1の仕上げがまだ終わってない。もし試験がいつもどおり5月だったら合格はあやしかっただろうな。

 

思えばそもそもこの1年間はロンドン大学の勉強に集中できていなかった。

職場では昇進が続き、以前よりも思考が仕事に侵食され、さらに政治や社会問題への関心も強くなり、その手の読み物に目を通す時間が増えた。

勉強しているときでも、心ここにあらずといった日が多かった。今日はこれまたひどい。デスクトップのデータ整理をしたりiPadをいじったりして勉強を全くしておらず、気づいたらもう午前2時だ。

こんなにゆったりしたGWは久しぶりだ。

 

1を仕上げてそろそろ来期の計量経済学の勉強に取りかからないないといけないのだが、どうにもやる気が出ない。

 

 

勉強の進捗20200322

今期は下記の科目を履修している。

【2019-2020 session】

  1. Macroeconomics(必修)
  2. Machine learning (選択)


1は昨年から勉強を続けており、今は巻末のサンプル試験を少しずつ解いている。

ほんとに少しずつだ。使う理論が何を前提としているのか、頭が追い付かない。

例えば貯蓄のパラドクス。つまり、消費の増加による投資の減少を短期では考えない。だからISカーブは右にシフトする。右にシフトするのであればあとはモデルに従えばいいのだが、そもそも投資の減少を考慮するから躊躇して先に進めない。そして再度参考書を読み直してやっと理解する。そんなことの繰り返し。

ちなみに、コロナ対策で取沙汰されている財政出動はISカーブの右シフトを意味する。

試験は今のところ例年通り5月の予定だが、コロナの影響で変更になるかもしれない。

 

2は今季の期末試験をあきらめた。まだ4章のベイズ統計をやっている。何ヶ月4章を勉強しているのか忘れた。少なくとも昨年からだ。

今季のこりも来期も週2日しか勉強しないつもりだから、来期も間に合わないかもしれない。つまり3年かかるかも。それでもいいや。

基本的なベイズ推定の計算のテクニックを身に着けつつある。今は淡々と計算問題を解いている。

 

どちらの科目も難しく、入学以降で今が最も進捗が悪い。

2は1よりも科目の難易度レベル設定が高い。色々な確率分布の密度関数の掛け算だから数式の見た目は厄介だ。ただ、見方を変えれば数学で片が付くとも言える。

上に挙げた理由で、1の方が難しい。

試験までに今より一段上目線でマクロ経済学を扱えるようになる必要がある。憂鬱だ。

 

 

生まれて初めて文春を買った。

赤木氏の自死後の役人達の反応と、以前勤めていた三下編集会社の無機質で閉塞的な職場の空気を若干リンクさせながら記事を読んだ。

驚きはない。驚くほど若くはないと言わせて頂く。

ただ、冷めた頭の奥底に、憎悪にも似た怒りを覚える。

ターニングポイントとなる首相答弁、改竄、失われた命、改竄したご褒美の大出世。

もはや犯罪集団と呼んでよい。

 

 

 

 

大学通信と俺

そもそも通学は自分に向いていない。
気持ちが浮かれて勉強が疎かになりがちだからだ。
通信は自分向きだと思う。

今はもう昔の(卒業した日本の)大学の2、3年生の頃の生活は、ざっと以下のようなザマだった。

  1. 昼起きる。またも1時間目に出られなかった。落ち込みながら原チャリで大学へ。軽音の部室前に行くとみんながタバコをふかしながら壁に不可解な落書きをして楽しそうにダラダラしている。同類の彼らを見て気持ちが立ち直る。
  2. 講義に一つ二つ出るともう夕方。ボウリング場に出勤して深夜までバイト。 
  3. 夜中の街を原チャで流す。軽音のバンドの練習でスタジオへ。
  4. 松屋で牛丼
  5. 明け方アパートに帰る。せめて2時間目は必ず出ると決心して寝る。
  6. 昼起きる。またもや午前中の講義に出られなかった。落ち込みながら原チャリで大学へ。部室に行くとみんながタバコをふかしながらヘンテコな打楽器とギターで前衛的な雑音を発して楽しそうにダラダラしている。時はオルタナティブの頃。同類の彼らを見てなんだか気持ちが立ち直る。
  7. 講義に一つ二つ出るともう夕方。部室前で暇を持て余していた連中と共にコンビニで麒麟淡麗とツマミを買って後輩の家に行く。
  8. 先輩後輩問わず部活関係者にいたずら電話するなどして遊びながら明け方まで飲んでいつのまにか雑魚寝。
  9. 1に戻る。

楽しかった学生時代。
だが勉強については、卒研で優を取ったし周りの連中よりは頑張っていたという自負がありつつも、もっと努力すべきだったと後悔している。

ちょっと前に学生時代の後輩と飲んだ。
彼は大学時代の夢を時折見ると言っていた。夢の中でダブる(留年する)のだと。
自分なりの解釈を彼に伝えた:
「明け方酔い潰れて午前中の講義に出られなかった怠惰な日々の積み重ねが揺るぎない自己嫌悪となって永久に夢の中で襲いかかり続けるのだろう。」

彼が毎度のように酔い潰れていたことについて、よく一緒に飲んでいた自分にも責任があることはいちいち触れなかったが。彼は酒に弱く、こっちは強かった。


彼は実際に1年ダブったから、彼の夢は夢であって夢ではないのだが、ダブらなかった自分も実は同様の夢を卒業後に何度も見た。

そんな自分も今や毎月無遅刻無欠勤・皆勤賞のサラリーマン。通学より通勤の方が得意だ。
そして、いつしか同様の夢を見ることが無くなった。いつ頃から見なくなったのかまるで記憶が無いが、少なくとも4年以上にはなる。

きっと、ロンドン大学通信の勉強を頑張っているからだろう。

 

勉強の進捗20200126

今期は下記の科目を履修している。

【2019-2020 session】

  1. Macroeconomics(必修)
  2. Machine learning (選択)

 
1は昨年から勉強を続けており、あとは最後の財政政策の章を残すのみとなった。

これはまとめの章なので、中断して今はこれまでの章を復習している。復習は年末から進めており、今月中に終了予定。2月第2週で最終章を終わらせ、その後はサンプル試験、そして過去問を使用して学習を総まとめする。

2は今季の期末試験をあきらめた。2年がかりで進める。今は4章のベイズ統計。2値的事象を対象に、標準化されたベータ関数と二項分布のごった煮数式が朦朧とする意識の中に漂う。今は週一でしか勉強していないから、毎週1週間ぶりに一行の左から右までぎっしり占有する数式を見て絶望感を催す状態から、気力を振り絞って少しづつ勉強を進めている。そのうちモノにして見せる。

来月には1を減らして2を週3日にする。来期は計量経済学でかなりのボリュームの参考書を読む。ゆっくりはしていられない。

 

Tobin's qの復習をしつつ、ハイテクを中心に株価を毎日見ている。

日銀の黒田総裁がダボスで実質GDPはマイナス成長かもと宣ったそうで。「景気は緩やかに拡大」はこの先無理か無理筋か?

ま、景況ならうちの会社の営業マン達から聞いてるが。

終わりの始まりを見ようとしている。今後、その動きの理由が後付けされる教材としてモニタしていく。

先に動きが見えればいいのに。

それはともかく、とりあえずベイズ統計で予測の勉強を頑張る。

 

2019年終わり

マクロ経済学の勉強はあと2章を残すのみ。

昨年から少しづつ進め、やっと終わりが見えてきた。
最後の2章は金融と財政の政策についてなので、これまでの総まとめとなる。

今は先に進むのを中断し、AD-ASモデルのあたりから復習をしている。復習しないまま先に進むと非効率になると考えたからだ。
試験はいつもどおり5月。間に合う。
 
ロンドン大学に入学する前に買った「西部邁の経済思想入門」を読んでいる。

f:id:New_Darkhorse:20191231125808j:plain



経済学の入門書と勘違いしてこの本を買った当時は1/3くらい読んだあたりであまりに難しいので嫌になってやめてしまった。
ミクロとマクロの大半の勉強を終えた今はスラスラ読める。
半分読み終わった。
学習範囲外で(あると思われ)わからない箇所もあるが、可能なかぎり時代の思想をかみ砕きながら要点をうまくまとめてあるおかげで、経済学の基礎を一通り勉強してあれば滞りなく読み進められる。
経済思想という重い内容を簡潔な文章に仕上げるあたりはさすがだ。これほどのインテリは稀有ではなかったか。
 
クラシカル、ケインジアンおよびネオクラシカルそれぞれの学派による解釈を数式とグラフで学習してきたのだが、知識・技術ばかりに目が行って、それぞれの時代的背景、または時代の思想が意識の中で置いてけぼりにされてきた。
経済学に限ったことではないが、どんなに肩書きが立派でも、背景の歴史とその思想を見ない奴にはろくなのがいない。
だから、学習の補完として4年間放置してあったこの本を手に取った。

せっかく買っておいて長年読まずに置いといた本を読むと心が軽くなる。
 
機械学習は今季に間に合わせるのを諦めた。(だからマクロ経済学は今季間に合う。)2年がかりで仕上げる。
事前予測をベータ分布で取り、経験を二項分布で取り、事前予測と結果を基にした確率をベータ分布で取る。
統計学の学習の初期の段階で学んだベイズの定理の奥深さに今更ながら驚いている。
昨季まで勉強していたFurther calculus のおかげで、ベータ関数が来ようがガンマ関数が来ようが動じることはない。
 
来年はマクロ経済学を仕上げ、機械学習計量経済学の勉強を進める。
 
職場では良い調子だ。
今年はRPAで年間300時間以上の工数削減に成功した。
来年は、今年中に仕掛けたプロジェクト達が大きく動くだろう。
そこに、ロンドン大学で学んだことをうまく乗っけていきたい。
 
偏狭な世の中の空気にも良い変化が訪れてきているように感じるこの年末。
来年はどうもいい年になりそうだ。 

-------------------------------------
本ブログをちょくちょく見ていただいている皆様、訪問頂きありがとうございます。

来年もどうぞよろしくお願いします。

それではよいお年を。

 

勉強の進捗20191110

今期は下記の科目を履修している。

【2019-2020 session】

  1. Macroeconomics(必修)
  2. Machine learning (選択)

 
1は昨年から勉強を続けており、今は2/3を超えて投資理論あたり。

2は2章の(重)回帰分析を終え、3章でMonte Carlo法(bootstrap)などのリサンプリングを、Rのスクリプトを書き込みながら学んでいる。

 

現在の学習内容は入学以来最もエキサイティングだ。両科目とも、取りこぼしが無いよう丁寧に学習をすすめている。丁寧なおかげで進捗は非常に悪い。

 

疲労感がある。難易度の高さのせいのような気がするし、昨年度から引きずっている疲労のような気もする。

仕事が充実しているからかもしれない。全社的システムプロジェクトのメンバーに選ばれ、また、最近ますますRPAにのめり込んでいる。現状への満足度が高まるにつれ、大学の勉強の進捗に対する執念が薄れているような。だとすれば疲労感の原因は大学の勉強そのものか。

 

エキサイティングで疲労している。どちらも本当だ。自分の心の働きを分析するのが苦手だ。

 

今期を含め、あと2年で修了予定でいたが、もう1年伸ばすか。

中の下だったこれまでの成績を上げるためにも、そのほうがいいかもしれん。

 

 

 

勉強の進捗20190915

今期は下記の科目を履修する。

【2019-2020 session】

  1. Macroeconomics
  2. Machine learning 

※1は必修、2は選択。

 
1は昨年から勉強を続けており、もうじき2/3完了。今はAS-ADモデルwith 為替あたり。

2は2章の回帰分析を進めている。 2章では、最小二乗法と最尤法が同一のパラメータ値を導く旨の説明が行列表示で行われる。昨年Further linear algebra (以下、FLA)を履修していた自分にとっては行列の正射影による帰依なので馴染みがあるのだが、2の履修要件としてFLAの科目合格は入っていない。FLAレベルの代数に関わっていなければ、初っ端から立ちくらみレベルだった。去年から始まったばかりでこれから各処に追記説明が加えられて完成に近づいていくであろう、成長過程にあるこの新しい科目を今履修することに対し、一抹の不安がある。

 

ちなみに前回話した来年の予定だが、履修を検討していた統計学の上級科目および数学系ビジネス科目はルール上履修できないようだ。どちらの科目であろうが、取るなら昨年取ったファイナンス科目の代わりに取らなければならなかったようで。

来年は計量経済学と、経済の歴史since1900 or 貨幣経済学を履修予定。