現在、復習中である。
今年は下記の科目を履修している。
【1年目: すべて必修】
1: 線形代数
2: 解析学
3: 経済学入門
4: 統計学 I（ハーフコース）
5: 統計学 II （ハーフコース）
1はもうすぐ復習が終わる。
2と4は終わった。5も超特急で終わらす。
3はまだ1/4......。
1と2は昔使っていたから、そもそもロンドン大学通信で勉強してること自体が復習なのだが、なかなか気楽でもない。
2は別にいい。1は、何度ベクトル空間を勉強しても脳みそがしんどい。ランク、ヌル、レンジ、ベーシス、ディメンション......この抽象世界に入り込むまでには、毎度ちょっと時間がかかる。
昔、物理学で卒業した大学時代、同じゼミにいた優秀な同期で、菓子パンが主食なのに全くバイトをしない奴がいた。なぜバイトをしないのかと聞くと、「バイトみたいなことをして外界からの刺激が多くなると勉強に差し障る」と言われ、リアクションに窮したことを覚えている。
線形代数を勉強していると、たまに彼のセリフを思い出す。
先日、仕事で海外からの訪問客に同行した。
十数ヶ国から来訪した方々である。
同行と言っても、お客人には社長自らが対応し、自分はただ誘導係をしていたようなものだったが。
各国代表からの質問は深いものが多かったが、われらが社長の肝の座った回答に感銘を受けた。
そうした非日常的なイベントの後はちょっと心がいっぱいとなり、他の科目でもなかなか勉強に入り込めなかったりする。
